子どもが生まれたら即見直すべき、家計の6つのポイント
あきのズボラ家計簿 番外編③
◆陥りやすい落とし穴は?
このように、子どもが生まれることによって、学費だけでなく、食費、日用品、衣服費などの負担も増えます。当たり前のようですが、この当たり前の支出の増加を見越していない方が意外と多いものです。
特に、一番陥りやすい落とし穴としては、赤ちゃんが誕生したばかりの頃に、学資保険などに加入しすぎてしまい、のちのちの家計が回らない…というケース。
子どもが生まれたばかりでそれほど家計の負担も大きくないという時期に、今なら払えるからと学資保険に加入。しかし、子どもが大きくなるにつれて、学費、習い事…と子どもにかかる費用が予想外に増えてしまい、学資保険の支払いが苦しくなる。途中解約してしまうと元割れしてしまうので、苦しい家計をやりくりしながら学資保険を払い続けることになる…というようなパターンです。
このようなケースは、これからもっと子どもの費用が増えるという想定の不足であることがほとんどです。
また、保険だけでなく、各種のローンも同様です。
「今の家計状況なら払える」からと、無計画に組んでしまった車のローンなども、子どもが大きくなるにつれて負担が大きくなってしまう…ということもあります。
保険やローンは、「今の家計状況なら払える」ではなく、食費、衣服費、光熱費、習い事費が多少増加したとしても払えるという見込みを立ててから開始するようにすると、家計の管理上は安心です。
例えば、子どもが少し大きくなったら、パートで収入を増やす予定だから大丈夫、というような計画も有効です。
◆家計上のポイントは?
このように、子どもが生まれた後も、家計を健全に回していくためには、ある程度今後の生活を想定するという事が必要です。
その時に、学費だけでなく、食費や衣服費や通信費など生活費全般が増加することをあらかじめ想定するように心がけましょう。